テニス肘の治療法・治し方

 テニス肘の治療法、治し方について:本サイトではテニス肘の治療に関する情報を専門に解説しております。テニス肘とは、ストロークの繰り返し動作などで一部位に慢性的に疲労がかかる事によって発症する障害です。テニス肘の正式名称は「上腕骨上顆炎」と呼ばれ、テニスプレイヤーに限らず誰にでも発症する可能性があり障害でもあります。テニス肘の患部は微小断裂を興しているケースが大半です。但し初期段階では痛みを我慢できる程度の痛みの為、重度の障害になりやすい傾向にあります。

肘の外側に痛みが出る場合

 テニス肘の障害の大半は、外側上顆炎と呼ばれる肘の外側の炎症です。

 外側上顆炎は、重度の症状にならない限り、日常生活の範囲で強い痛みを生じることはありません。

 その為、ある程度肘に痛みを感じていても我慢できてしまうことから、症状を悪化させていまうアスリートも多くいます。

 また、筋力の弱い女性や児童に発症するケースが多く、
●バドミントン
●ボーリング
 など、同一動作を頻繁に繰り返す動作を伴う競技を実践しているアスリートにも多く発症します。

 特に児童の場合は、痛みを感じていても自分から訴えることがなかなかできない子もいるので、指導者は日々のフォームの変化や動作の観察が大切です。

テニス肘の外側上顆炎の症状について

 肘を少しでもかばうような動作を見かけたら、必ず以下の症状の確認を行ってあげて下さい。

 外側上顆炎の症状については
●運動時に痛みを生じる
●手首を手の甲側に傾け、その手を手のひら側に押すと痛みが生じる
●肘を伸ばした状態で物を持ち上げると痛みが生じる
 などの典型的な特徴があります。

 肘に痛みを訴えてくる場合や、外側上顆炎の疑いがある場合はこれらの簡単なチェックを行い、肘の外側が痛むかどうかの確認をしてみましょう。

外側上顆炎のチェックポイントのまとめ
@運動時に痛みを生じる、もしくは腕をかばう動作が見られる
A手首を手の甲側に傾け、その手を手のひら側に押すと痛みが生じる
B「肘を伸ばした状態」で物を持ち上げると痛みが生じる

※以上はあくまで簡易的な症状の診断方法となります

テニス肘テーピングのポイント

 テニス肘はオーバーユース系、いわゆる使い過ぎが原因となる疾患ですからテニス肘を発症してしまった場合は何よりもまず安静を保つことが大切です。

 また回復期、及びリハビリ期で行うテーピング処置は、フォアハンドとバックハンドの動きを正常な可動範囲に誘導する処置を実施することが重要です。

 テーピングは回復の度合いにもよりますが治療期間初期〜リハビリ期間にかけて適切に処置を行う必要があります。

 毎回テーピング施術を行なう事が大変な場合はテニスの基本動作となる肘の回内、回外、回旋動作を正しく導く肘専用のサポーターを利用するのもひとつの方法です。

 但し、専用サポーターは通気性が高い素材を使用していても真夏にはどうしても蒸れを生じる点が欠点であると言えます。

 テニスは激しいスポーツながら社会人からシルバー世代まで多くの大会が開催されており一生を通じて楽しめるスポーツ競技でもあります。

 サポーターは、自分の肌に合う製品が見つかれば強いサポート力を得られる点と再発しやすいテニス肘の予防対策としても利用できるため長期的に考慮すると便利な装具であると言えるでしょう。

肘の内側の痛みの症状について

 テニス肘の診断の際、肘の内側に痛みが生じる場合は内側上顆炎と呼ばれる障害の可能性があります。

 内側上顆炎は、外側上顆炎と比較し発症頻度が低い傾向にあり、重度の症状にならない限り、日常生活の範囲で強い痛みを生じることはありません。

 筋力の弱い女性に発症するケースが多く、内側上顆炎の症状については
●手首を手のひら側に傾け、その手を手の甲側に押すと痛みが生じる
 など、基本的に外側上顆炎と対照の動作時に痛みを生じる特徴があります。

 肘の内側に痛みを伴う症状の場合、確認の際には手を曲げるだけでなく一定の負荷を加えることがポイントとなります。

 疑いがある場合はこれらの簡単なチェックを行い、肘の内側が痛むかどうかを確認してみましょう。